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お知らせ
- 土曜日はアレルギー外来のみの診療となります。発熱、咳、鼻水、嘔吐、下痢などの感染症の診療は行っておりません。
ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
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last update 2024/05/31
完全除去?(2)
- ワクチンのインターネット予約を行っています。パソコン、スマートフォン、ケータイからご利用頂けます。
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小児アトピー性皮膚炎
- アトピー性皮膚炎は慢性疾患です。短期的な治療で終わらせるのではなく、長期的なビジョンを持って皮膚の状態が再び悪化することがないような治療や指導を心がけています。
- 軽症アトピー性皮膚炎の場合、アトピー性皮膚炎と診断されていないことが多々あります。
皮膚がかさつきやすい、かゆみがある、いつも同じような部位に湿疹ができる、保湿剤やステロイド外用薬を処方されることが多い、・・・・・などの患者さんは、ぜひ一度ご相談下さい。
- アトピー性皮膚炎は、適切な治療により治すことができる(良くなる)疾患です。決して諦めないで下さい。
- 乳児期の湿疹に対して、早期から積極的な治療を施すにより食物アレルギーになる可能性を下げられるかもしれません。乳児湿疹と放置せず、ぜひ一度ご相談下さい。
なお、「早期」とは、生後2-3か月までを考えております。
- 診察時は毎回触診をします。軽度の湿疹を見逃さないために触診は必須だと考えております。
- 我々医療スタッフと患者さんの間で、治療目標を共有して取り組んでいくことが重要です。
全身をつるつるスベスベにする⇒ステロイドを塗る頻度を減らす⇒ステロイドを中止する のように段階的に目標を確認していきましょう。
- ステロイド外用薬以外の薬剤として、
2歳から、タクロリムス軟膏(プロトピック)、デルゴシチニブ軟膏(コレクチム)も使用可能です。
今後、ホスホジエステラーゼ4(PDE4)阻害薬であるジファミラスト軟膏(モイゼルト)も登場予定です(令和3年12月現在)。
- 思春期の重症アトピー性皮膚炎患者さんにおいては、
12歳以上かつ体重30kg以上の小児には、ウパダシチニブ(リンヴォック錠)の処方が可能になりました。また、15歳からは、デュピルマブ(デュピクセント)も使用可能です。