おまえ、「即時型食物アレルギーの正体」とか言って、予防のことしか語ってないじゃないか! そんな声が聞こえてきそうです。
もちろん、外来では食物アレルギーの「治療」「食事指導」なども行っています。
しかし、現在の私の食物アレルギー診療の中心は、ズバリ「発症予防」です。
食物アレルギーを治す
ではなく、
食物アレルギーにならないようにする
です。
少子化の現在でも、国内では一日に約1800人の赤ちゃんが生まれているのです。
防げる病気は防ぎたい。
これは小児科医全体の仕事ではないでしょうか?
アレルギー専門医だけがやることではないと考えています。