ネットで見つけた文章ですがよくありそうな経過です。
『1ヶ月検診で、アトピー性皮膚炎について小児科医に相談した所「小さい内はアレルゲンの特定ができないので、アトピーかどうかわからない。」と言われました。その頃から、頭皮や顔の湿疹、耳切れ、腕や足の関節部位の湿疹は冬の乾燥もあって悪くなる一方でした。3種混合で内科を受診した時にステロイド配合の軟膏を処方してもらい塗っていましたが、目に見えた効果はなく3~4ヶ月検診を迎えました。
保健婦さんが見るなり「アトピーの可能性があるから(特に手足の関節部の湿疹状態)皮膚科受診をしなさい」と勧められて、皮膚科を受診しました。皮膚科でも、まだ小さいのでアレルギーの特定はできないとの事。とりあえず「母親のたまごの摂取を控え、離乳食の開始を遅らせてください。」と言われました。』
このような症例はアトピー性皮膚炎であるという診断をしっかり受けられないまま、どんどん湿疹が悪化していく困ったパターンです。「アレルギーの特定はできない」とか、「母親のたまごの摂取を控えなさい」、「離乳食の開始を遅らせなさい」など十分に納得できない指示が繰り返されています・・・。
とにかく確実に診断して、早期に湿疹を治すべきなのです。
スタートが肝心です! ガイドラインに基づく標準治療を受けましょう。