小児のアレルギー疾患におけるアレルギー性鼻炎治療の重要性については、折に触れて解説してきました(2008.10/10、2010.9/13、2012.12/7)。
私が訴えたいのは、
1) 意外と低年齢(1-2歳頃)で発症するのではないか?
2) 当初は、鼻かぜ等との見分けが難しい
3) 早期に治療を開始しないと学童期に入ってから鼻閉に悩まされる
4) 難治化した頑固な鼻閉は、内服薬や鼻噴霧用ステロイド薬を使用しても
容易には改善しない
5) アレルギー専門医はもっとアレルギー性鼻炎に関心を持っても良いのではないか?
などです。
開業医の場合、風邪のお子さんも含めて、低年齢から多くの患者さんを診させていただけるので、鼻炎の発症・経過がよくわかります。改めて子どもたちに感謝したいです。