20-30年前と比べると、喘息の重い発作を起こして受診する患者さんが本当に少なくなりました。非常に喜ばしいことです。
数年前にある病院の小児科部長が、「研修医に喘息発作を勉強させる機会が減っている」とお話されていました。喘息死や救急受診が減るのは良い事であり、我々には喘息死をゼロにするという目標がありますので、研修医の方には少ない機会にしっかり勉強してもらうしかありません。
当院の看護スタッフにもよく言います。希な発作受診患者さんがいたら、よく診させていただくように。ただ吸入だけやっておしまいというのはダメですよと・・・。