当院では、小さなお子さんの鼻水を吸引器で吸ってあげることがあります。
粘り気のある鼻水が奥に溜まっていることもあり、吸ってあげると呼吸が楽になり、
咳も減ります。また、丁寧な鼻水の吸引は、中耳炎の発症を防ぐ効果もあるのです。
毎日のように吸引していると、季節によって鼻水が多い時期と少ない時期があるのが、よくわかります。7-8月は鼻水を吸う患者さんが、極端に少なかったように思えます。
高熱が続く夏かぜが主体だったのでしょう。
これから鼻汁吸引の回数が増えるにつれて、秋を感じていくことになるのでしょう。