今回の学会の目玉の一つは、「食物アレルギー診療ガイドライン2016」の発刊です。
以下は改訂のポイントです。
1)食物経口負荷試験で摂取させることを目指した少量総負荷量の設定、単回摂取
2)段階的に摂取を進めていく食物経口負荷試験目標量の設定の例示
3)「栄養食事指導」を独立した章立て
4)「経口免疫療法」を新規に章立て
5)「予防・予知」においても最新情報を取り込んで刷新
6)「食物アレルゲンの知識」の充実
7)「診断と検査(食物経口負荷試験を除く)」の充実
8)「症状の重症度判定と対症療法」を独立
9)特殊型から「消化管アレルギーと関連疾患」を独立させ、厚生労働省の研究班と調和