給食後死亡で調布市教委が会見
12月21日 21時1分 NHKニュース
20日、東京・調布市の小学校で、チーズなどにアレルギーがある5年生の女子児童が給食を食べたあとに気分が悪くなり、およそ3時間後に死亡しました。調布市の教育関係者は、21日夜、記者会見を開き、海東元治教育長は「学校活動の中で発生した事故であり、その重大さを真摯(しんし)に受け止めている」と述べました。
また、富士見台小学校の石川浩彦校長は、学校の栄養士が、月に1度、女子児童の保護者と面談し、アレルギーの食品を除いた献立表を確認していたと説明しました。
そして、女子児童にはそもそもアレルギーの食品が含まれる献立を提供しておらず、今回、女子児童がチーズ入りのチヂミを食べたかどうかについては、学校側は確認できていないとしています。
調布市教育委員会は、今後、さらに詳しい経緯を調べることにしています。警視庁は、女子児童がチーズ入りのチヂミを食べ、アレルギーが原因で死亡した疑いがあるとみて調べています。