既に関節リウマチ薬として使用されている経口JAK阻害薬が、アトピー性皮膚炎への適応追加となりそうです。 まずは、ウパダシチニブとバリシチニブの2剤です。 その有効性や副作用がイメージしずらいですね。
アッヴィ合同会社は10月28日、JAK阻害薬リンヴォック錠(一般名:ウパダシチニブ)について、中等症から重症のアトピー性皮膚炎の適応追加を承認申請したと発表した。承認されれば、1日1回経口投与の治療薬となり、同社は「中等症から重症のアトピー性皮膚炎患者さんに対して、新たな全身治療薬の選択肢を届けることが可能になる」としている。
イーライリリーは先頃、中等症から重症のアトピー性皮膚炎の患者さんの治療薬として、JAK阻害薬オルミエント(一般名:バリシチニブ)の承認申請を 欧州で行い、2020年中には、米国および日本で製造販売承認申請を行う予定。