デュピクセントの治療適応疾患は、アトピー性皮膚炎だけではありません。気管支喘息や鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎、結節性痒疹、特発性の慢性蕁麻疹などの治療にも
用いられることがあります。
デュピクセントがIL-4、IL-13という２つのサイトカインの働きを抑えることが
、いくつかのアレルギー疾患に効果を発揮する理由であります。
しかしですね、アトピー性皮膚炎の症状を改善させたいだけならIL-13だけ抑えれば
良いのかもしれない（汗）。
むしろ、2つのTh2サイトカイン（IL-4とIL-13）を抑えすぎることにより、結膜炎や
顔の赤みなどの副作用が生じている可能性も指摘されているのです。
実際にアトピー性皮膚炎の治療薬として、IL-13だけを抑える注射薬も開発されています。
今後、どちらに軍配が上がるのか？
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小児科・アレルギー科
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