昨晩は夜間救急の担当でした。夜の8時から12時までが診療時間です。
まだ時々みかけます。小中学生で喘息発作の救急受診を反復する患者さんを・・・。
昨日診察した患者さんは3-4年生くらいでした。胸がペコペコして聴診すると空気の入り具合もいま一つ。それでも「そんなに苦しくない」と答えていました。ちょっと嫌な感じです。もしかすると頻繁に発作を反復しているのかもしれません。保護者の方の話では、2-3ヶ月に1回くらいは似たような症状が出て病院で気管支拡張薬を吸入してもらっているとのこと・・・。おそらく、小さな症状はもっと頻繁にあると思われます。
一般の方に認識しておいていただきたいこととして、喘息は発作が出ないようにしっかり予防的な治療を受けた方がよいこと。どんな治療法があるのかは主治医の先生とよく相談してください。1回、1回の発作そのものが喘息をさらに悪化させているかもしれないということも知っておいてください。
学童期になっても喘息発作で救急受診をしなければならないというのは相当良くない状態だと思ったほうがよいでしょう。昔とは違うのです。