例によって、経口免疫療法という言葉を出しませんでした(汗)。以前にも書いたことがありますが、私が好まない言葉だからです。
経口免疫療法は、ガイドラインにおいては、
・研究段階である。
・リスクを伴う
・一般診療として推奨しない
とされています。
この表記はマズいですよね?
じゃあどうすればいいんだ、ということになってしまうでしょう。
定義も曖昧であると感じます。
『自然経過では早期に耐性獲得が期待できない症例・・・・、』
と書かれていますが、「自然経過」ってどういう経過なのでしょうか?
むしろ、不自然な経過であるが故に、閾値が低く、かつ耐性も獲得しにくい
ような状態になっている・・・・、というように思われます。
むしろ、自然な状態に立ち返るという視点が求められるのではないでしょうか。
皮膚や気道のバリア機能を高める、多種の食品を早期から摂取する、乳幼児期は
適度に風邪をひいても良い?、などのような気がします。