「愛の反対は無関心である」、修道女であるマザー・テレサが語った言葉だそうです。彼女がこの言葉にこめた意味は奥深いかもしれませんが、私なりに解釈すると納得できるものがあります。「隣人に関心を持て」ということではないでしょうか。無関心や無反応は、どうでもよいと言っているようなものです。本当に愛情を持っているならば、無関心ではいられないはず。あるいはまた、隣人よりも自分の方が大切だということでしょうか・・・。
医師であればまずは患者さんに対して無関心ではいられません。しかし、日々全ての患者さんに心をこめて接することは相当なエネルギーを要することです。疲れて当然なのです。自分が全力で取り組めているのかどうか?毎日反省を繰り返す習慣だけは欠かさないようにしています。