「子どもをアレルギー児にしたくなければ、妊娠中に卵や牛乳の摂取を控えるように!」という話をしばしば耳にします。しかし、この話に関しては医学的な研究の結果からは無効ということになっていますから、妊婦に対する食事制限指導はやめるべきです。過剰な食事制限の結果、お母さん自身や胎児に栄養障害が生じたり、お母さんに精神的ストレスがかかってしまったりしたら最悪です。
赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になったり、卵アレルギーになったりするのは、少なくともお母さんが妊娠中に卵を食べ過ぎたからとかそういうことが原因ではないということを知っておきましょう。