関節リウマチには、「Window Of Opportunity(治療機会の窓)」という考え方があるようです。
リウマチの骨破壊は、発症後の最初の2年間でいっきに進むらしいのです。
したがって、その2年間以内にがっちりと踏み込んだ治療をすることが
重要とされています。まさに、「治療の機会の窓を開ける」ということです。
アレルギーではどうでしょうか?
今後は、乳児の湿疹(アトピー性皮膚炎)におけるWindow Of Opportunity
という考え方も出てくるかもしれません。
適切に窓を開けることによってアレルギーマーチの進展を阻止できるのかどうか?
それが重要課題です。