さて、JAK阻害薬に戻ります。この薬の最大の特徴は、かゆみに対する効果が強いということだと思います。
かつ、即効性があります。すぐに効くということです。
そして、on-offがはっきりした薬でもあります。
飲めばすぐに血中濃度が上がって効果が出ますが、中止すればすぐに抜けていきます。
「内服を中止すれば身体に薬が残らないので副作用の心配が少ない」なんて説明を
されることが多いですが、同時に効果も消失してしまうような印象があるんですよねー(大汗)。
まあ、簡単に言えば、飲んでいればかゆみもとれて快適に過ごせるが、飲むのを止めるとまた
すぐに痒くなってしまうということなのです。
それじゃあ、ずっと飲み続けなければならないのでしょうか?
それを考えるのが医者の役目ですよね?