前日(17日)の続き。
実際には、
管理指導表において、食物アレルギーの診断根拠の箇所に「IgE抗体等検査結果陽性」のみで
過剰な食物制限を指示されてしまう児童生徒がいたりすることがあり、問題にはなっています。
その多くは、アレルギー非専門医による記載です。
しかし、本当に食物経口負荷試験が必要なのか?、除去がいけないことなのか?
など、奥が深い問題のようにも感じます。実際、専門医の私でさえ、日々考えが変化しています。
近頃の学会はEBMの紹介ばかりで、思想が述べられることはありません。
何を目指しているのかなどが全くわからないのです。
上に立つ専門医は語るべきではないでしょうか?