研究会では、田中先生が、「自分の湿疹に対する治療が悪いのかどうかはわからないが、驚くほど早期の段階(生後1~3ヶ月くらい?)で経皮感作が進んでいくようだ」という発表をしていました。
成育医療研究センターの大矢先生は、流石というしかなく、先を見据えていらっしゃる様子でした。
「現在は過渡期である」「将来はプライマリーケアにお任せしなければならない」
という発言をされていたのです。
現状の、「アレルギーが悪化してから専門医に紹介する」という流れでは手遅れということなのです。小児科医全体で、特にプライマリーケア医でアレルギー児を診てあげることができる時代が訪れることを期待したいです。