子どものアレルギー疾患にもいろいろあります。
一昔前であればぜん息(気管支喘息)が主要なテーマでした。そして、十数年前くらいからは食物アレルギーが話題の中心になっているようにみえます。
大切なことは、まあ全ての症例がそうなのかどうかはわかりませんが、今まで私たちがみてきた鶏卵アレルギーとか牛乳アレルギーのお子さんはアトピー性皮膚炎を持ち合わせていたということです。「経皮感作(けいひかんさ)」については、このブログでも書いたことがあると思いますし、最近ではメディアにも取り上げられることが増えているはずです。
しかし、なかなかまだまだですよね(汗)。
このことについて、保護者も、教育関係者も知らないのか興味がないのか・・・、そんな状況なのです。
「食物アレルギーになりたくなければ食べ物ではなくてもっと湿疹に関心を向けた方が良いのでは?」
というお話をしていきます。