本年は、9月からぜん息発作の受診が数多い状況です。秋は1年の中でも最も発作が出やすい季節と言えるでしょう(2008.10.6、2009.9.28、2010.10.18)。
毎回のようにお話していることですが、すでに予防的な治療(長期管理)を受けている患者さんでは、ほとんど症状が認められていません。やはりと言うか、当たり前ですが、ちゃんと薬の効果はあるんですよね。
ときどき、夜中にお子さんの発作が出てそのまま朝まで頑張ってしまう保護者の方がいらっしゃいます。全ての発作が緊急受診の対象というわけではありませんが、判断に迷うのであれば夜中でも直ぐに受診して下さい。
小さなお子さんで、眠れない、泣きわめく、うなる、顔色が悪い・・・などは苦しい証拠です。
「ぜん息発作で命をおとすこともある」というのを知っておいていただきたいと思います。