日本アレルギー学会から、アレルギー患者さんの新型コロナワクチン接種について
の声明文が公表されました。
1) 日本アレルギー学会として、ワクチン接種を推奨します
全般的に見て、ワクチン接種により得られる感染予防効果と
、起こりうる有害事象のリスクを比較すると
、接種で得られる効果のほうがはるかに大きいと考えます
2) アレルギー疾患の患者さんについても、ほとんどの方でワクチン接種は可能です
気管支ぜんそくの患者さんも接種が可能です。ぜんそくのコントロールが不良な状態で
新型コロナウイルスに感染すると重症化するリスクが他の人より高いとする報告があるため
、ぜんそくの治療等で通院・入院されている方は、「基礎疾患を有する者」として
優先接種の対象となっています
食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などのぜんそく以外の
アレルギー疾患の方も、接種が可能です。また、多くの食物や薬剤など接種する
ワクチン成分以外のものに対してアレルギーを持つ方も接種は可能です