すいません。休んでいました。
続いて、寛解維持療法です。
文字通り、皮疹のない安定した状態をキープ(維持)する治療です。
実際には、よほどの軽症患者さんでない限り、部分的な湿疹の再燃は必発です。
それをいかに速やかに抑え込むかが勝負の分かれ目となります。
その他、深く迫ると奥が深すぎて、語り切れません。
とりあえずは、
#ステロイドによるプロアクティブ療法が代表的な治療法でしょうか?
#プロトピック、コレクチム、モイゼルトなどの外用薬も活用できます。
#ステロイドを中止することが可能となり、保湿剤のみに持ち込むことは一つの目標となり得ます。
ただし、すべての症例で可能なわけではありません。
#いや、それが実現可能となりやすい低年齢のうちにアグレッシブな治療を導入すべきなのかもしれません。
#この寛解維持期において患者さんのスキンケア行動を持続させることは簡単ではありません。
かゆい時(寛解導入期)は頑張れる訳ですが、かゆみが軽減してきた段階ではモチベーションが下がるということです。
さて、どうする?