暑くてジメジメしてきました。
「とびひ(伝染性膿痂疹)」などの皮膚細菌感染症が増えてくる季節です。
当院では、とびひの患者さんはほとんど受診されませんが、一部、初診患者さん
で見受けられます。やはり、皮膚の状態が悪いと発症しやすいのです。
皮膚のバリア機能が低下している、皮膚の免疫バランスが崩れている、・・・・
このような状態において黄色ブドウ球菌の感染が起こるのです。
ステロイドを使い過ぎたとか、そういう問題ではありません。
スキンケアが重要なことはもちろんですが、そもそも、アトピー性皮膚炎等の基礎疾患が
適切にコントロールされているのかを振り返る必要があります。