気管支喘息の管理では、症状のみによる「見かけ上の重症度」のみならず、実際に行っている治療内容から「真の重症度」を判断します。
吸入ステロイド薬を使っていてようやく調子が良いのか、何も治療を行って
なくても調子が良いのか、意味が違いますよね。
さて、アトピー性皮膚炎ではそのような概念はないのでしょうか?
ステロイドをたくさん塗っていれば、ある程度きれいな皮膚状態であるのは
当たり前のこと。そういう状況で、ちょっと湿疹があるとしたら、もはや軽症
とは言えないのではないでしょうか?
治療内容を加味した上で、重症度を判定していく必要があると思うのです。