「食物アレルギーの発症予防」はどうでしょうか?
この分野はまだまだ研究段階であり、確立された方法はありません。
PACIスタディの結果待ちという話もありますが、それで良い結果が
報告されたとしても、全てが明らかになったとは言えないでしょう。
ただ、多くの患者さんを診ていて、臨床的に感じることはあります。
ずばり、生後2-3ヵ月までに確実に乳児アトピー性皮膚炎を診断し、
徹底的な寛解導入およびプロアクティブ療法による寛解維持が実行
できた児においては、食物アレルゲンの感作が大きく抑制できるの
ではないか?ということです。
あとは、早期摂取を加えるだけです!