スギ・ヒノキ花粉症の第一選択の治療薬は経口抗ヒスタミン薬ですが、鼻噴霧用ステロイド薬(スプレータイプのステロイド)の役割も大きいものです。
最近の製剤は、1日1回で効果があり、副作用も少なくなっています。
バイオアベイラビリティ(生物学的利用能)、つまり、お薬が身体に吸収されて
どれくらい全身に影響するかということですが、その値が極めて低いものとなって
いるのです。
ナゾネックスで0.2%未満、アラミストで1.26%、といずれもバイオアベイラビリティ
は低いです。1年以上の連続使用とかでなければ安心してしようできそうです。