皮膚に何か痒みや赤みが出ると全てアレルギーだと思っている患者さんが多いような気がします。
ただの虫刺されかもしれないのに・・・。
そういうわけなのか、蕁麻疹の患者さんが本当によく受診されます。必ず、1日に2-3人の蕁麻疹の初診患者さんがいらっしゃるのです。
そのほとんどが特発性の蕁麻疹であり、アレルギーではありません。
アトピー性皮膚炎については、アレルギーだと思っている患者さんは当院を受診されますし、皮膚の病気だと考えている患者さんは皮膚科に行きます。結論から言えば、アレルギー疾患でもあり、皮膚疾患でもあります。
喘息は風邪だと思っている母親が多いせいなのか、わざわざ当院を選択する患者さんは減っているような気がします。「本当に風邪なのか? 気管支炎なのか?」は注意していただきたいです。