芳香族炭化水素受容体(AhR)は、様々な化合物を感知する受容体として知られています。
AhRは、ダイオキシンの受容体でもあるので、その場合は生体にとって有毒な作用の引き金口となります。一方、コールタールがこのAhRを介して皮膚のバリア機能を修復させることがわかってきているようです。
(van den Bogaard EH, et al:J Clin Invest. 2013;123(2):917-27.)
あの臭いを考えるとちょっと使用を躊躇してしまいますが、見直されるべき薬なのでしょうか?