食物経口負荷試験(OFC)は、従来ですと、どれくらい食べられるのか?、治ったかどうか?、限界を知る、
みたいな感じで、30分おきとかに症状が出るまで負荷していました。
海外ではいまだにそうよう方法をとっているようです。
日本はだいぶ変わってきました。
「今日は3mLまで」とか、「今回は10g食べられたので、ここで終了」みたいに
段階的なOFCを行うようになってきたのです。
そして、できる限り完全除去を避け、食べられる範囲で食べていただくという
指導を行います。
患者さんを追い込むことなく、少しずつ食べていただく。
まあ、臨床ならこれで十分ですよね。