食べて治す治療である経口免疫療法（OIT;Oral Immunotherapy）については、少量を維持する無理のない方法が主流となってきています。
一時盛んに取り組まれた急速経口免疫療法（ROIT）は、多くの施設が中止の
方向に傾きました。ROITは副反応が強いことが問題ですし、そもそもそんなに
たくさん食べなくても閾値は上がることがわかってきたからです。
牛乳はまだまだ成績が悪いとのこと。
もちろんそれは確かだと思うのですが、いったん除去されてどうにもならなく
なって拠点病院に紹介･････という流れが余計に治りづらくさせているという
ことはないでしょうか？
どんなに微量でもいいからできる限り低年齢のうちから摂取を開始する。
「いったん除去」という選択肢は（おそらく）意味がありません。
というわけで、経口免疫療法に持ちこまないということが究極の治療！
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小児科・アレルギー科
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