米国のFDA(食品医薬品局)は、「トランス脂肪酸」の食品への使用を3年以内に全廃するよう通達しました。
トランス脂肪酸を多くとり過ぎると、動脈硬化が促進され、心臓疾患のリスクが非常に高まるというのが理由です。
トランス脂肪酸はマーガリンやショートニング、ポテト・チキンなどのファーストフードに含まれていますが、天然ではほぼ存在しない形の脂肪です。
アレルギー性炎症との関連も指摘されており、実際、「ファーストフードの摂取を控えたら、皮膚の痒みが減った」という患者さんは少なくありません。
日本での対応はどうなるでしょうか?