「がん(癌)」というと非常に怖いイメージがありますよね。
しかし、現在一般的には早期胃がんの5年生存率は95%以上にもなっており、
また、子宮頸がんなどもワクチンと検診を組み合わせれば、高い確率で予防や
早期発見につなげることができるようです。
小児のアレルギー疾患はどうか?
ここ数年、国立成育医療研究センターは、アレルギーの発症予防に関する画期的な
研究成果を次々と発表してきました。むろん、全てが解決したなどという段階では
ないことは当然ではありますが、日常の臨床に携わっていてもその研究成果には
確かな手ごたえを感じさせていただくことができます。
クリニックには、アレルギーを心配して受診される”赤ちゃん”が大勢受診されます。
今後は、一般小児科医が中心になって、アレルギーの発症予防・早期発見・早期治療
を実践していく時代が訪れるでしょう。