- 乳幼児の目に見えるアトピー性皮膚炎の湿疹部位だけでなく、目に見えない無症状の部位も対象とした抗炎症治療薬(ステロイド外用薬)による早期の積極的な治療は、目に見える湿疹部位のみを対象とした従来法と比較して、生後28週時点における鶏卵アレルギー発症の有病率を25%減らすことができました。
1)「目に見えない無症状の部位も対象とした」
→見た目に湿疹が無い部位にもステロイドをぬるということです。
これがポイントですね。
2)「目に見えない部位」=non lesional にも炎症所見や皮膚バリア機能低下があることが
わかってきたからです。
3)まあ、この「全身にステロイドを塗る」という方法について、これまで賛否両論だったわけですが、
一つのエビデンスを示したとも言えるでしょう。
ただしです、・・・・・・