プロアクティブ療法の名付け親のWollenbergは次のように述べてます。
the novel concept of proactive therapy, which is defined as long-term, low-dose intermittent application
of anti-inflammatory therapy to the previously affected skin, together with an ongoing emollient treatment of unaffected skin.
the previously affected skinー「もともと湿疹があった部位」に、薬(ステロイド)を
塗っていくんですね。週に2回とか・・・・・。
そして、薬を塗らない日は保湿剤を塗る。これも重要。
日々自分の診療にもこの治療法を取り入れているわけですが、
「もともと湿疹があった部位ってどこか?」
「どんな薬をどれくらいの期間塗っていくのか?」
「湿疹がぶり返した場合、どうするのか?」
「ちょっとサボってしまったときは、治療失敗となるのか?」
「本当に副作用がない治療法なのか?」
「最終的に何を目指すのか?」
など、地味でありつつも面倒な治療法なのです。