やはり、「重症」ではなく「重症になってしまう」と治療が難しくなるということです。
表皮肥厚が著しく苔癬化が広範囲に拡大してくるとステロイドによる火消しにも手こずる
状況となるのです。
今後は、
1)デュピクセントを使わなければならないような重症例をつくらないこと。
ずばり、20歳までの治療が重要です。
2)そのためには、改めてステロイド外用薬の使い方を再考すべきでは?
3)逆に、早めの段階でデュピクセントを導入し、難治化・遷延化を防ぐという
考え方も出てくるかもしれません。
4)また、デュピクセントを使ってもうまくいかなかった例というものについても
提示されていくべきかと思います。
以上、好き勝手に述べました!