ただし、早期積極群で6名成長障害での入院例がいたこと(全員点滴などはなく栄養指導のみで改善)、因果関係は不明でしたが早期積極群が標準群と比較して体重や身長の平均が低くかったため、この研究で行われた介入方法をそのまま実臨床で行うのではなく、患者さんの症状や重症度などにあわて、適切な強さのステロイド外用薬の選択を行い、・・・・・・・・
なんて発表されていますね。
1)「全身にステロイドを塗る」という方法が影響したのでしょうか?
2)一応、「因果関係は不明」ということになってはいます。
3)あくまでも短期での結果ですよね?
6歳時、20歳時、・・・・と長期的に追っていった場合、追い着いているかもしれませんし、
それどころかむしろ治療不十分な患者さんの方が、成長発達が遅れる可能性もありますよね。
4)いずれにせよ私はバリエーションを取り入れて治療を行ってきました。
皮疹の状態に合わせ、早めにステップダウンを行うなどです。
例えば、週に2日のステロイド塗布も、赤ちゃんなら1日1回で十分です。
これだけでもステロイドの使用量は半分になりますよね?
それで十分にアレルゲン感作は抑制されました。
我ながら先見の明あり!