日本アレルギー学会のホームページ内に、以下のような一文があります。『負荷試験は一定の危険性を伴うため非専門医にはお勧めできません。
アレルギー専門医は安全に負荷試験を行う方法を学んでいます。
負荷試験を行ってはいけない病態についても熟知しています。』
どうなんでしょうか?
非専門医の先生でも上手に負荷試験を実施されているケースは少なくないと
思われますし、負荷試験や経口免疫療法に伴う重篤な事例についても
むしろ専門施設で多く発生しているように感じられるのです。
専門施設には重症例が多いから?
それならばなおさら慎重に検査や治療を実施すべきなのではないでしょうか。
要するに重要なのは、どこでやるかではなく、安全な方法、慎重な姿勢なのです。
私は負荷試験は何が起きるかわからないものなので「謙虚に」取り組まなければ
ならないものだと考えています。