2010年の夏の気象が、日照時間が長く、かつ気温が高かったこともあり、2011年の花粉飛散数は過去の平均をかなり上回る地域が多くなるものと予想されています。実際、現時点でのスギ雄花の着花量はかなり多いという話も聞いています。静岡県内(静岡市・浜松市)の飛散予測を見ると、2010年の10-15倍くらいの飛散になるものと思われ、注意を要します。適切な初期療法(2009/1/30)が必要とされるでしょう。
*図中の緑色のグラフは2010年の実測値、橙色のグラフは2011年の予測値、黄色のグラフは過去10年間の平均値を表しています。 (出典:NPO花粉情報協会)