最近、「少量」負荷試験とか、「微量」負荷試験みたいなものが増えてきました。
「負荷量が多いとアナフィラキシーのリスクがある」
「そんなにたくさん負荷する必要はなさそうだ」
ということがわかってきたのだと思います。
閾値が低い重症の患者さんでも症状が出ないくらいの負荷量こそが、
私の考える「真の微量」です。前に進むための微量なのです。
当然、プロトコルは組めませんし、オーダーメードであるべきです。
中途半端な少量(微量)負荷試験の結果、完全除去続行となったり、
アナフィラキシーのトラウマを受けたりするのは意味がないと
思います。
*ここに書かれている内容は個人の考えに過ぎません。
実際の治療・管理は主治医に従って下さい。