スペクトラム（spectrum）というか、トランジション（transition）というか、英語が適切ではないかもしれませんが、そういう要素もあるかもしれない？
そのように考えています。
つまり、最初からアトピー性皮膚炎というわけではなく、アトピー素因（アレルギー体質）
のある児の皮膚に、よだれかぶれや間擦疹のような湿疹病変が生じたとき、それが
アトピー性皮膚炎に発展していくのかもしれないということです。
それはちょうど、アトピー素因がある児がウイルス性の気管支炎を繰り返しているうちに
気管支喘息になっていくような感じと似ていると思います。
そういう意味においては、アトピー素因を備えていることが多い現代児にとっては、
あらゆる乳児湿疹が良くないということになります。中途半端な対応は禁物なのです。
すいません。今回は想像だけで書きました。
少しはいいでしょ。想像力ですよ。想像力が大切なのです。
053-475-8111
小児科・アレルギー科
静岡県浜松市中央区曳馬6-8-16