やはりですね、幼いうち、小学校入学前までくらいの治療が重要です。
低年齢のうちに、しっかり炎症を抑え込み、バリア機能の高い強い肌をつくれば
その後の経過は大きく違ってくるのです。
小さなお子さんは、全身に軟膏を塗ることが比較的容易ですし、ステロイドもよく
効きます。そして、それを中止することも難しくありません。
発症してから10年以上経過した慢性期の湿疹は、炎症の質が変化してくるのでは
ないでしょうか? 表皮肥厚なんかはその典型なんだと思います。
できる限り、幼いうちに、軽症のうちに、しっかり治療することが重要なのです。