学会というのは、医師が自らの研究成果を発表したり、その結果について
みんなで論じ合ったりする場なんですかね。
要するに、実際の診療本位、患者さん本位ではないわけです。
アトピー性皮膚炎なんかにおいても、テーマが分断されているから、
目の前の診療に生かしにくい・・・・・。
「保湿剤による発症予防」「経口JAK阻害薬」「ガイドライン解説」
みたいにバラバラなのです。
しかし、実際の診療は、
「生後3ヶ月のアトピー性皮膚炎」
「アトピー性皮膚炎+食物アレルギー 3歳」
「アトピー性皮膚炎+気管支喘息+発達障害 8歳」
「重症アトピー性皮膚炎 13歳」
みたいに様々なパターンがあるのです。
結局、学会は、診療のコツを教えてくれる場ではないということですね。
これは患者さんにとって良いことなのでしょうか?