「そんなにたくさん赤ちゃんのアトピーがいるのか?」
「ただの乳児湿疹をアトピーと誤診しているのでは?」
と思われる方もいるかもしれませんが、どうやら現代の、
特に先進国の状況はそのような甘いものではなさそうです。
改めてデータを確認していないので、正確な数字ではありませんが、
もはや20-30歳代くらいの(赤ちゃんの)両親たちは、2人に1人
くらいがアレルギー体質をもっているのです。
そうしたアトピー素因のある親から生まれたハイリスクの赤ちゃん
に湿疹病変がみられると、容易にアトピー性皮膚炎に発展する
危険性があります。そういう時代なのです。