7月21日ブログ「かゆみを標的にしたアトピー性皮膚炎の新規治療薬」
の文中で登場する”血清TARC”とは何か?
アトピー性皮膚炎ガイドライン2018(P.2452)を開いてみると、
『アトピー性皮膚炎患者の血清TARCは重症度に一致して上昇、血清IgE値、
LDH値、末梢好酸球数と比べて、病勢をより鋭敏に反映する検査として
保険適応があり、血清TARC値を指標として患者教育、治療方法の見直し
を行うことも可能である。・・・・・・・・・・・・・』
と書かれています。
私も、全ての患者さん対象というわけではありませんが、かなり活用しています。
学童期以上、成人の患者さんで、「一度もこの検査を受けたことがない」という方が
いるとしたら、どうやって治療・管理されているのかを知りたいところです。
まあ、軽症の患者さんなら必要ないかもしれませんし、TARC検査が全てではありませんがね。