今回は、学会の初っ端に自分の講演が入っていました。
どうすればアレルギーガイドラインが普及するか? というテーマです。
奥が深くて難しい。十分に普及しない理由は様々あるでしょうから・・・。
一応、私としては、
1) 今や、国民の2人に1人が何らかのアレルギー疾患に罹患している。
2) アレルギーの専門ではない医師も、多くのアレルギー患者さんを診ている。そして、この傾向は今後も変わることはないであろう。
3) 患者さんも、自宅近くのかかりつけ医での診療を望んでいる。
4) そういう意味で、専門外の医師が利用しやすいようなガイドラインを作っていただきたい、という提案をさせていただきました。
その結果、自然にガイドラインに沿った診療が普及していくと思うのです。
何よりも、患者さんを中心に考えていただきたいということです。