非ステロイド性抗炎症外用剤であるアンダームが発売中止になりました。接触皮膚炎(かぶれ)のリスクが高いが、治療効果はそれに比して高くないというのが中止の理由です。
アンダーム・スタデルム・コンベックなどのいわゆる非ステロイド性抗炎症外用剤は、「ステロイドではない安全な薬」と位置づけられ気軽に処方されていた傾向がありましたが、どちらかと言えば「あまり効かないわりにはかぶれの危険性をもつくすり」と考えられ、お勧めできない外用薬となってきたようです。ある意味では、ステロイド外用薬の方が使いやすい薬と言えそうです。